「防音工事をおこなったのに、満足した演奏・練習ができない。。。」
これから防音工事をお考えのお客様に失敗から学ぶ防音工事事例を紹介します。また防音工事に関するお役立ち情報なども発信していきます。

建材メーカー仕様の防音室での失敗  Part2

2019/09/01

戸建住宅 ピアノ防音工事

建材メーカー仕様の防音室での失敗  Part2

こんにちは!
防音・音響工事 全国対応のリブテックです。
今回も、前回と同様に建材メーカー仕様の防音工事を行ったのに使い物にならない部屋になってしまった案件をご紹介します。
この建材メーカー仕様でのトラブルが1番多いです。

「防音工事を行ったのに満足した演奏ができない。。。」
このようなご相談が異常に増えています。
失敗してからでは遅い!これ以上 不幸な人が増えないように防波堤として
防音工事講座では失敗から学ぶ 失敗しない防音工事を発信していきます。
(上記 写真は建築屋がつくった防音室です)

建材メーカー仕様の防音室での失敗  Part2

測定も保証もない。。。壁の中には隙間だらけ

新築工事の際に防音室も一緒に建築屋につくってもらった方のお話です。
完成後の納得がいかないからと、当社にサウンドチェックの依頼をされました。
お話を聞くと、やはり測定も保証もない工事でした。
引き渡し後に施工直しで壁をはがすと隙間だらけ。。。
「管楽器もやってみたい!早朝深夜にしか練習できない」と伝えてあったのに。。。
防音ドアと壁を手直しし、外側からの音は入ってこなくなり静かにはなったがピアノの音を聞いていると疲れてしまうとおっしゃられていました。
(上記 写真はお客様が記録した防音室です)

施工図面もない。。。建築屋も初めての防音室施工で失敗

音テストをすると500Hzで-47dB、125Hzで-27.5dBでした。
防音ドア前ではDr-35dB、隣家側壁はDr-40dBでサッシからの音漏れが確認できました。
隣家との距離も近いので特に低音が隣家へ伝わりそうです。

建材メーカー仕様でプレミアムにしてDr-50dBでつくってもらったはずなのにと。。。
初めて防音室をつくったと後から聞かされたそうです。
施工図面もなく、建材メーカー仕様ですと言われるだけです。

 

「建材メーカー仕様」によって訴訟に発展

相手側に弁護士が付き、訴訟すると通達がきた。とご連絡がありました。
「建材メーカー仕様通り」につくったと主張されているから
「建材メーカー仕様になっていない」ことを証明しなくてはならないと。。。

弊社としてとしても大変心苦しいのですが、これを証明することは難しいです。
そもそも この「建材メーカー仕様」に問題があるのです。
「防音室としての機能を果たしていない」ということは弊社の調査で証明できています。
メーカー仕様になっているかではなく ピアノ教室として使えないので
お金は支払えないし、何とか使えるようにしてほしい!!と嘆願するしかないのです。

建材メーカー仕様の防音室での失敗  Part2

お客様も建築屋も被害者!「建材メーカー仕様」には要注意!!

このピアノ室を使えるようにするには全て解体しつくり直すしかないと考えます。
結局 現在は新築したばかりなので追加費用は出せず使用時間を決めて使ってみえます。
ただ建築屋の仕事が下手くそであったと泣き寝入りするしかないとおっしゃってみえました。
建築屋は建材メーカーの指示通りに作ったと思います。その指示が問題だと思います。
メーカーは500Hzのみの遮音性能ですからと説明するだけです。
ピアノ練習や教室をされるのであれば全域の遮音性能がDr-50dBを確保することが必要です。
これがドラムやバンドの練習室になれなればDr-60dBは最低必要となります。
契約時に遮音保証の確認は必須です!(H.I)

防音工事はデリケートな工事です。失敗を繰り返さない為にも、お客様をはじめ施工する業者も気をつけて下さい。

後悔したくないあなたに リブテックが最適な防音工事を提供します
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そんなお悩みに親身に対応させていただきます。

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